北海道(函館・木古内)旅行(2014/08/17 - 08/19)

廃線を求めて、北海道の函館市木古内町あたりに行ってきたのだ。
移動は陸路です。(東京→新青森→[青函トンネル]→函館)

天気が良くなくて、写真がちょっと微妙ですが…。


(1) 函館・五稜郭公園


初めての北海道です。
函館はいかにも観光地という感じで、外国人観光客がたくさんいました。


あいにくの雨でしたが。


着いてさっそく、海鮮丼と函館塩ラーメンです。
海沿いの観光地は、見栄えのする食べ物や土産物が多いですね。


あとはかわいい市電(路面電車)に乗って、五稜郭公園をぶらぶらしたり。
路面電車いいな! 普段から乗りたいです。



(2) 2014年5月に廃線となった、JR江差線 木古内江差 ルート


メインイベントです。
JR江差線はかつて函館から江差までを結んでいましたが、木古内江差 間は2014年5月に廃線となりました。
現在、この区間には代替バス(約1時間半)が走っています。

今回は徒歩とこの代替バスを使って、終点の江差駅跡まで行ってきました。


スタート地点・木古内駅の付近。
生きている線路と廃線の分かれ道です。


ほどなく、使用停止の踏切があらわれます。



北海道は広い。雷が鳴っていて、怖かったです。


最初の廃駅跡を発見。渡島鶴岡駅です。



近くには、境内を路線が走る寺院があります。
封鎖されていないので、まるで現役のよう。


かつての鶴岡小学校。閉校になっていました。


だんだん道が怪しくなってきました。
牛やダチョウが飼育されています。



怖いです。バスに乗ります。


このバス(撮り忘れましたが)はなかなか面白いです。
終点の江差まで1時間半と長いので、途中、湯ノ岱駅(跡)で5分ほど休憩時間をとります。



上ノ国駅(跡)で降りて、江差駅(跡)まで歩くことにしました。

上ノ国駅の建物には商工会館が入っているので、さびしい感じはありません。


しかし、ホームはだいぶ草におおわれています。
生活の中に溶け込んでいる姿に、物語を感じます。


そしてものすごく歩いたあと、ようやく江差駅に到着です。
雨は降るし距離はあるしで、途中泣きそうでした。



「ありがとう」の看板がかけられ、役目を終えた感じがくっきりでした。
そもそも街の中心地からだいぶ遠いところにあるため、まあ運命だったのかなという気がします。







おまけ。江差駅の最寄りのバス停。
ストーブが渋いです。



(3) 北海道新幹線(2015年予定)

ところで、今回訪れた木古内は、2015年開業予定の北海道新幹線の通過駅となるようです。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/skt/


木古内駅に貼ってあったチラシ。


建設中の線路。巨大な構造物だけがある景色は、ちょっと怖いです。


北海道新幹線? 東京にいると、聞いたことのない話題です。
と言っても、今のスーパー白鳥が新幹線に置き換わるぐらいの話のようですが。
居酒屋の店員さんも、これには期待していると話していました。


という感じで、天気の悪さも相まって、とても廃線巡りにぴったりの物悲しい(←喜んでいる)旅行になりました。
北海道、また行ってみたいです。
次はその新幹線に乗れるかな。