和歌山旅行〜おかわり〜(2013/08/14 - 2013/08/16)

夏休みに和歌山を再訪問してきたのだ。
これほどたくさん歩いたのは久しぶりです。


ルート


(1)有田鉄道線の廃線跡

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有田鉄道線は、かつて藤並駅と金屋口駅を結んでいた5km強の私鉄です。
人やみかん(有田みかん)をのせて運んでいた鉄道ですが、2002年にその役目を終えました。
廃止後ほどなくレールは撤去され、現在、線路のあったところはサイクリングロード・遊歩道となっています。


かつて線路が敷かれていたことを証明する、直線とゆるやかなカーブ。
とにかく人がいない。化物語に出てくる町のような景色。


駅のホームがあったところは、そのままの形で残っています。
これは田殿口駅。

続いて下津野駅。

駅舎やプレート、運賃表が残る御霊駅。白色が美しい。




レールがなくても、遺構に触れることができるのはやはり楽しいですね。


そして旧終点の金屋口駅周辺は、有田川町鉄道交流館となっています。
(あいにく、この日は定休日だったのですが)


なぜか北海道を走っていたSLがお出迎え。

交流館と、その奥に保管されているかつての車両。
紀州鉄道の旧デザイン車(緑と白)もいました。



終点だった金屋口駅と、隣り合う有田鉄道本社。





駅前はシャッター街になっていました。


(2)紀州鉄道西御坊駅〜旧日高川駅)再訪
2009年探訪時と同じルートです。懐かしい。

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町に同化してしまったレールも、

あの橋の跡も、

もう使われなくなった踏切も、


いつもの「立ち入り禁止」も(壊れた気がしますが)、

かつての日高川駅ホーム跡もそのままでした。

現役部分を走る車両は、現在は新デザインのみになっています。


そして大通りを渡って、細い路地を抜けて、防潮林を越えて海へ。



この煙樹ヶ浜と周辺は、煙樹海岸県立自然公園に指定されています。
砂浜ではなく小石の浜辺なので遊泳には不適ですが、波の音がとてもきれいです。


おつかれさまでした。また来たいなぁ。