島根(松江・出雲)旅行(2012/08/17 - 2012/08/18 のはずが 19)

島根県松江市出雲市石見銀山あたりを弾丸旅行してきたのだ。
1泊2日のはずが2泊3日になってしまい、
とても思い出に残る旅行でした。

(1) 出雲大社稲佐の浜海水浴場

まずは東京から鉄道で出雲へ。
東京 − [東海道・山陽新幹線] − 岡山 − [特急やくも] − 松江 − [一畑電車北松江線] − 出雲大社

片道7時間の大移動でした。

まずは出雲大社

縁結びのスポットらしく(知らずに行った)、
女性の観光客が多かったです。
時間がなく中には入りませんでしたが。


続いて稲佐の浜海水浴場。
海だ!わー!

「日本の渚百選」にも選ばれた美しい景色。

かなり暑かったのですが、海水浴客は数えるほどでした。




(2) JR 旧大社駅跡(廃駅・廃線

今回の旅行のメインイベント。
大社駅はかつて走っていたJR大社線の旧駅。
平成2年にその役目を終え、20年が経過しました。
重要文化財・近代化産業遺産として無料で一般公開されています。

厳かな駅舎。


かつての賑わいを感じさせる。

駅と線路。夏の空の下に輝く。





普通の廃線の場合、こんなアングルで写真を撮ることはできません。


D51停車中。
運転席も触ることできます。
歴史を感じさせるにおい。



夏っていいよね。






(3) 石見銀山

2日目。
帰りの電車の前に、石見銀山に行ってみました。
JR山陰本線大田市駅からタクシーで現地へ。

石見銀山は、江戸時代に開かれた銀山です。
当時の役人・労働者によって栄えた町並みは、
今でも住居・カフェ・土産物屋として保存されています。


採掘場の跡。



夏の残り香。


帰りの電車から撮った海。さよなら石見銀山


(4) まさかの列車ホテル

そしてその足で東京に帰ろうとしたのですが。。。
京都・滋賀あたりの大雨で新幹線が止まり、
その影響で乗っていた特急も止まりました。

なんとか岡山駅までたどり着き、新たに用意された列車内で
宿泊(列車ホテルというらしい)という運命的な出来事に。


非常に疲れましたが、貴重な経験でした。



おつかれさまでした。

岐阜旅行(2012/07/15 - 2012/07/16)

岐阜県大垣市本巣市・大野町あたりを弾丸旅行してきたのだ。
おもに名鉄揖斐線谷汲線廃線跡を見に。


(1) 宿のある大垣駅

品川 ―(東海道新幹線)→ 名古屋 ―(JR東海道本線)→ 大垣
岐阜へのルートは意外に速い。
大垣駅はこんなところです。

JR・樽見鉄道樽見線養老鉄道養老線がまじわる主要駅。
養老線は今回乗れなかったのだけど。。。



(2) 廃線跡に近いモレラ岐阜駅へ

大垣から樽見線へ乗って、廃線最寄りの「モレラ岐阜」駅から
目的の廃線跡に向かうのだけど、
1両の気動車に地元の中高生が大勢乗ってきてびっくり。

ちなみに「モレラ岐阜」は四国某県のフジグランのような施設で、
なんでも入った複合施設。


線路の反対側はのどかな田園風景でした。


(3) 歩いて黒野駅跡へ

モレラ岐阜駅からひたすら国道303号を歩いて、
黒野八幡町交差点南の黒野駅跡を目指す。

が。。。暑い。。。

真夏の 4km は想像以上に堪えたのでした。


黒野駅の駅舎と周辺。
真夏の太陽光の重さに鈍く輝く。

そしていざ覗いてみると。。。

まだきれいに残っていると思っていた黒野駅は、まさかの撤去中でした。


廃止はほんの7年前なのに珍しい。
駅跡の前も後ろもすでにレールは取り去られていて、
残されたのはここだけという感じでした。
この時期を逃したら、もう見られなかったかもしれません。

少し行くと、すっかりレールも枕木もなくなっていて。。。




住宅街に溶け込んだ砂利が続くだけなのでした。


ようやくたどり着いた黒野北口駅跡。
暑そうです。冷やしてあげたいです



おつかれさまでした。

金沢旅行(2012/05/02 - 2012/05/03)

石川県金沢市に行ってきたのだ。

目的はふたつ。
 (1) 金沢観光
 (2) 北陸鉄道石川線廃線跡(鶴来〜加賀一の宮)を訪れる


(1) 金沢観光


東京から陸路だけで行こうと思うと、結構遠いのですね。
新宿 ―(JR埼京線)→ 大宮 ―(新幹線 Maxとき)→ 越後湯沢 ―(特急はくたか)→ 金沢 で、
計 4.5時間。


金沢駅
ドーム型の近代的な造り。
バス1日500円のフリーパスを購入してあちこち周遊。

乗ったのはこんなバス。
かわいらしいのだが、背の高い自分にはせまくて大変だった。

金沢城跡】
戦国時代に築かれた、佐久間氏・前田氏の城。
ひざが痛くて、上の方までは行かれませんでしたが。


石垣はこうやって造るのか。


兼六園
金沢城の庭にあたる庭園。
雨がちの天気でしたが、しっとりとしてすてきでした。







兼六園で食べた肉うどん。
関西風でした。
ついでに石川の方言も関西風でした。

【ひがし茶屋街】
金沢から歩いて行ける距離にあります。
江戸時代にひらかれた茶屋の通り。
今は喫茶店・土産物屋・旅館 etc になっています。
雨の街並みは美しい。


(2) 北陸鉄道石川線廃線跡(鶴来〜加賀一の宮


Googleマップには駅や線路のマークが記されていますが、
北陸鉄道石川線鶴来駅より先、中鶴来駅加賀一の宮駅(終点)は、
利用者数減少のため 2009 年秋に廃止されました。


【現役の線路と廃線
乗ってきた石川線と現在終点の鶴来駅


ここから先は廃線

紀州鉄道のときのような車止めは置かれていない。
運転士さんは間違えたりしないのだろうか。


【お約束の光景】
「安全第一」で分断された線路。
いったん敷いた線路をあとから閉ざしている様子がもの悲しい。

廃線は続くよどこまでも。

踏切部分はまだアスファルトで埋め立てられていない。

【朽ちゆく線路】


【役目を終えた橋】


【八重桜の咲く通りに沿って進むと・・・】
誰一人いない通り。

公園を見つけて小休止していると向かいには・・・。


【突如現れる加賀一の宮駅跡】
あまり調べずに訪れたので、急に現れて驚きでした。
向かいの公園から眺める廃駅は格別です。

正面から。
入り口は板で閉ざされ、バス停の標識が置かれてます。

よく見ると、駅を象徴する設備が残されています。



休止線でなく「廃線」(のはず)なのですが、
未だに復活も期待されているそうです。

地元の人の手により芝桜で飾られています。
生と死のコントラストに、時の流れを感じます。


当時の終点にもかかわらず、ここにもまた
車止めらしきものは見当たりませんでした。
(電柱で止められている)

昔、この先には金名線(金名鉄道)が延びていました。
今は撤去され、サイクリングロードになっています。

おやすみなさい石川線


【白山比竎神社】

加賀一の宮駅から歩いて数分のところにある大きな神社。
「全国三千余社の白山神社総本宮」とあり、
かつて石川線は、大晦日〜元旦の参拝者で賑わったとのこと。

大変神々しく、心洗われた気分でした。
まぁおみくじは末吉でしたが。




おつかれさまでした。

小湊鉄道線に乗ってみた(2011/07/16)

2011/07/16、以前から気になっていた、千葉県の小湊鉄道線に乗ってみた。
たびたびドラマやCMで、田舎のローカル線っぽく登場する鉄道である。

今回のルートは、
 ・行き:五井 → 上総鶴舞
 ・帰り:高滝 → 五井


【五井 → 上総鶴舞
起点の五井駅を上から。冒険の始まり。

気動車特有の心地よい揺れとにおいが快適だった。
意外にスピードが出るので、少しどきどきしながら運転席を眺めていた。

しばらくして、上総牛久で乗り換えのため下車。
レトロな車両と駅舎。

日差しがひさしに遮られて涼しい。

目的の上総鶴舞を降り(写真を取り忘れた)、少し歩いたところからの景色。
空と畑の色が濃い。夏だなあ。


【上総鶴舞 → 高滝】
2駅先の高滝駅を目指して歩く。
高滝は駅近くにダムがあって、観光地風になっていた。



時間があったので、地元のそば屋に寄ってみた。
年配の夫婦が経営する、とても小綺麗なお店。おいしかった。


【高滝 → 五井】
高滝駅。ここから帰り道。
おそらく昔は向かいもホームとして使われていたのであろう。
この日は白い犬が一匹で遊んでいた(写っていないが)。



車内で購入した切符。
車掌さんに、細長い器具で穴を開けてもらう。

おつかれさまでした。

徳島探訪(2011/04/30 - 2011/05/02)

そんなわけで2泊3日で徳島旅行に行ってきたのだ。

■初日

 徳島駅から牟岐線に乗って、阿波橘駅で下車。
 曇りで強風の中、北の脇海水浴場の砂浜を歩いてみた。
 波が荒れていてちょっと怖かった。 
 帰りは見能林駅まで歩き、再び牟岐線徳島駅へ。


■2日目

 徳島駅から高徳線に乗って、懐かしの池谷駅へ。
 ここは以前よく自転車でうろついていた場所。
 3年前に出会った見覚えのある風景がまた見つかって、
 嬉しかった。
 帰りは阿波川端駅徳島駅へ。


■3日目

 徳島県美馬市、脇町の「うだつの町並み」へ。
 今更だが初めて訪れた。


 最寄りの穴吹駅。 
 


 吉野川をわたってしばらく歩くと、うだつの町並み。
 


 
 
 
 
 
 
 
 

 とても落ち着いていて、素敵な街でした。
 天気が良くて、爽やかな一日でした。

 余談ですが帰りの汽車で地元のJKがきゃあきゃあ騒いでいて、
 とても可愛かっ(ry

相模大塚探検(2011/01/04)

今回の探検先は、相模鉄道・航空隊線(休止線)。

10年ほど前まで、近くの厚木基地に燃料を運ぶために
利用されていたとのこと。
相模大塚駅から歩いてたどることができる。

(1)草に覆われた線路

(2)つる草の絡まった踏切

(3)徐々に朽ちていく様子が美しい

(4)休止線は続くよどこまでも

(5)線路は厚木基地のフェンス目前で分断されていた


休止線とあるが、きっともう列車が走ることはないであろう。
このまま大地に還る時を静かに待って・・・。

和歌山旅行(2009/05/09-2009/05/10)

一年半前に行った和歌山(御坊市美浜町)旅行の写真。
旅行の目的は、
 ・紀州鉄道 西御坊駅以降の廃線部分の探索
 ・美浜町の煙樹ヶ浜付近を楽しむ
の2つ。
mixi に置いておいても自分が見ないので、こっちに移します。


【往路】
徳島港から和歌山港へ、フェリーで出航。


和歌山市駅から、目的地の御坊駅へ。


紀州鉄道
紀州鉄道の線路。これは現役部分。

こちらも現役の線路。踏切なのに、遮断機や警告がない。

紀州鉄道の駅、学門

紀州鉄道の現在の終点、西御坊駅

古めかしい。

車両が戻ってしまった後の西御坊駅


廃線跡
西御坊駅〜(旧)日高川駅の間の路線は、約20年前に廃止された。

一部の人々の間では有名な構図。

廃線部分は封鎖されている。

線路のあった部分がアスファルトで埋め立てられている。

もう使われていない踏切。

ひしゃげている。時の流れを感じる。

もう整備する者もいない。

休むことだけを言い渡されて・・・。

線路の方も、荒れ放題になっている。

線路は、自然の一部になっていた。


日高川・煙樹ヶ浜】

美浜町の観光スポット、煙樹ヶ浜とそこにいたるまでの景色。






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人生でもっとも心に残る旅行でした。
やはり和歌山は聖地です。